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生理痛があるのは『当たり前』じゃない!? 現代女性に増えている生理の悩みの本当の原因とは?

女性に毎月訪れる生理。生理痛がひどかったり出血が多かったり、悩みは尽きないですよね。
生理不順で生理が来るのが、2〜3ヶ月に1回という方も。ピルが手放せないという方も多いです。

あなたは生理痛があるのは「当たり前」だと思っていませんか?

周りの人もみんな生理痛があると、生理痛がないことが「当たり前」だなんて
イメージできないですよね。

生理がある20代〜40代女性の85%が生理の悩みを感じているというデータもあります。

ほとんどの方が悩まれているので、「生理痛があるのが当たり前」と思っている方も多いのですが、『生理痛はないのが当たり前』なんです。

今回は、生理のメカニズムやなぜ生理で悩む人が増えているのかを解説します!
あなたの悩みが解決するヒントがあるかもしれません!

目次

女性に毎月訪れる生理

あなたは生理期間中、
痛みや出血過多、PMSなどでゆううつな1週間を過ごしていませんか?

生理中に痛みがあるということは、
子宮にも身体にも負担をかけている証拠です。

そんな状態が「普通」とか「当たり前」だなんて本来はあり得ないはずです。


少し休んだり、身体を温めることで良くなる生理痛については、それほど心配する必要はありません。


しかし、1日中寝込んだり吐いてしまったり、
市販の痛み止めが効かなかったり、痛みで眠れなくなるほどひどければ、
あなたは“子宮内膜症”の疑いがあるかもしれません。

激しい生理痛は、“子宮内膜症”の特徴で、
下腹部痛や排便痛、性交時痛、不妊、便秘が現れる場合も。

思い当たる人は遠慮せず婦人科を受診して、相談してみましょう。

生理の仕組み

生理は女性のライフスタイルとは切っても切り離せないものです。

そんな大切な生理ですが、あなたは生理のメカニズムを知っていますか??

学校の保健の授業で学んだかもしれませんが、あまり詳しくは分かりませんよね。


生理は女性ホルモンによってコントロールされています。

女性ホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類があります。

この女性ホルモンのバランスによって、生理の状態(質)が変わります。

エストロゲンの働き

エストロゲンには、

①排卵に向けて卵胞や卵子を育てる

②受精卵がやってきたときに、着床しやすいように
 受精卵のベッドである子宮内膜を厚くふわふわにする

という2種類の働きがあります。

プロゲステロンの働き

プロゲステロンには、

厚くふわふわになった子宮内膜を着床、妊娠のために維持する

という働きがあります。


妊娠が成立しなければ、不要になった子宮内膜が剥がれて、血液とともに排出されます。

子宮内膜が剥がれて、排出されるのが生理です。

この一連の流れが、女性の身体の中で毎月起こっています。

女性が経験する生理の回数は昔より増えている!?

「生理のときは、痛みや出血で気分がゆううつになってしまう…」

「生理前もPMSの症状で悩んでいる…」

このような女性のお声をたくさんお聞きします。


それもそのはず、昔は生涯で40回生理がきていたとしたら、

今ではその10倍! 生涯に400回生理を経験すると言われているんです。

なぜ生理の回数が増えたのか?

時代の変化に伴い、女性の活躍が増えたのもあって
晩婚化で出産年齢が遅くなり、出産する子供の数は少なくなっています。

昔は子供の数が多く、
仮に5人子供を産んだとすると、最低でも5年間(約60回)は生理が来ない計算になります。

反対に現代の女性は出産の回数が少ないので、
それだけ、今の女性は生理の回数が多くなって、ホルモンの発動も増えているということです。

子宮内膜症の真実

近年、子宮内膜症の症状を訴える方は増えています。

子宮内膜症とは、
子宮内膜の組織が、子宮の内側以外の場所にできる病気です。原因はまだよくわかっていません。

子宮内膜症の主な症状

子宮内膜症の特徴的な症状は、

○ツラい生理痛
○経血の量が異常に多い

この2つです。

これらの症状があれば、基本的には“子宮内膜症”を疑います。

子宮内膜症は若い方の発症が増えてます。

子宮内膜症の症状は、20〜30代女性の10%、生理痛がある女性の25%、不妊女性の50%に見られるという報告もあります。

“子宮内膜症”の多くは、骨盤内の腹膜や卵巣に見られますが、
まれに肺や腸などにできることもあります。

子宮の内側以外の場所で、子宮内膜の組織ができてしまうと、
その場所でも出血、炎症が繰り返されます。

“子宮内膜症”がひどくなると、
生理痛がひどくなり、生理のたびに炎症を繰り返します。

結果、内臓が癒着し、症状が悪化していく、という悪循環になってしまいます。


子宮内膜症は、エストロゲンの影響を受けるので生理の回数が多いほど悪化してしまいます。

その他の理由として

・初潮を迎える年齢の低下
・骨盤底筋群の筋力低下
・骨盤のゆがみ
・骨盤を動かす動作の減少

なども考えられます。

まとめ

・生理痛は「当たり前」ではない。
・激しい生理痛は子宮内膜症の特徴で、下腹部痛や排便痛、性交時痛、不妊、便秘が現れる場合も。
・女性の活躍が増えて、出産機会が減り、現代女性は生理の回数が多くなっている。
・子宮内膜症は若い方の発症が増えている。
・不安に思ったら、一度産婦人科に相談する

            ❇︎❇︎❇︎


もし、今回の内容に少しでも当てはまる場合は
勇気を出して、婦人科を受診しましょう!

病院に行く勇気が出ない場合は、まずはすーさんもご相談に乗りますので、気軽にお問合せください!


参考文献

子宮内膜症は自分で治せる

著者 駒形依子(こまがた医院院長)自称「子宮が大好きすぎる産婦人科医」
出版社 マキノ出版

整体サロン ウッドベルについて

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