疲れの本当の原因!脳疲労を取るためにできること3選!
あなたが毎日感じているあらゆる疲れの発信源は、他ならぬ「脳」です。
「脳」の疲労を取って、心身を絶好調に導くことができれば、
“あなたらしい”輝く毎日を過ごすことができるはず。
今回の記事では、「脳」疲労を取るために昼間にできるテクニックを3つ紹介いたします。
すぐに実践して、疲れている「脳」をスッキリさせてあげましょう!
目次
上手に手を抜く
一般的には集中しているのが良しとされ、
落ち着きがなく注意散漫なのは悪とされています。
しかし、疲れない脳を作るためには、集中しすぎないことがポイントです。
集中すると脳の同じ場所ばかりが使われて、酸化ストレスがたまり疲労が生じやすいです。
同じことを続けて「飽きた」と感じるのは、
集中を避けるため「そろそろ他のことをせよ」という脳からのサインです。
それを無視して集中を続けると脳が疲れ、知的パフォーマンスも低下してしまいます。
1日8時間集中して100%仕事を頑張ろうとするのが間違いです。
集中よりも注意をうまく分配する方が生物にとっては重要です。
適度に休みを入れて手を抜き、60%の努力で70%の成果が出せたら大成功だと発想を切り替えるべきです。
それが本当の働き方改革になります。
疲れない真の働き方改革のために大事なのは、日々のやるべきこと(タスク)に優先順位をつけ、
上から順に片付けることです。
この時、タスクを全部片付けようとせず、その日の疲労度に応じて処理するタスクを絞りましょう。
変化を求めて、自らゆらぎを作る
オフィスは通常、窓を閉め切って空調を効かせて、蛍光灯で隅々まで明るく照らした変化のない均一の環境です。
仕事効率を上げる意図ではあるのでしょうが、それが逆効果となり、脳疲労を誘発する恐れがあります。
木漏れ日やそよ風、小川のせせらぎのように、自然の光や風や音はある程度の規則性を持ちつつ、
一定の不規則性を持つ「ゆらぎ」があります。
人間も自然の一部なので、脳や自律神経にも適度なゆらぎがあります。
自然に親しむと心からホッとできるのは、外界と内面のゆらぎがシンクロして心地が良いからです。
ゆらぎのないオフィス環境は不自然でストレスなので、交感神経を優位にして疲労を招いてしまいますし、
ゆらぎを失った脳の思考パターンは均一化して、新たなアイデアも生まれにくいです。
では、どうするべきなのでしょうか?
仕事場にゆらぎがないなら、自ら作り出せばいいのです。
1時間に1回はデスクを離れ、トイレやコンビニまで歩くだけでも環境が変化して、ゆらぎが生じます。
可能ならときどき窓を開けたり、デスク上に観葉植物を置いたりして、自然を感じやすくしましょう。
自分だけの空間と時間でリラックスする
慌ただしく通勤し、大勢の人たちとオフィスで仕事をして、公私ともに見知らぬ他人と毎日のように出会う…。
現代人にとって当たり前の状況ですが、それも脳疲労の要因となります。
人間という動物は広いアフリカ大陸で進化したため、
電車やオフィスのような狭い空間で大勢の人と緊密に触れ合う環境を想定していません。
原始時代の狩りですらせいぜい数人単位のチームで行っていました。
現代の生活は想定外の状況なので、交感神経が興奮し続けて、脳疲労がたまってしまうのです。
かといって、いきなり在宅勤務は無理でしょうから、せめて自宅とオフィス以外のいわゆるサードプレイスで
自分一人になる“時間と空間”を設けましょう。
インターネットカフェやカラオケ店の個室で、30分でいいので1人の時間を作り、
交感神経の興奮をおさえて、副交感神経を優位にしましょう。
誰もいない公園のベンチで1人になり息抜きするのは、ゆらぎ環境に身を置けるので
自然を感じながら、リラックスできるので一石二鳥です。
脳疲労を取るためのアプローチ
当サロンでは、脳疲労を取るためのアプローチとして、
クラニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)を行います。
クラニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)とは、
わずか5gくらいの非常に軽いタッチで頭蓋骨を調整していきます。
お客様には、仰向けに寝ていただき、両手で頭を触り、頭蓋仙骨システムのリズムを確認します。
頭蓋骨がゆるむと、脳のストレスから解放されるので、行動意欲やモチベーションが高まります。
ドーパミンが大放出され、頭の回転が速くなり、記憶力も向上します。
運も良くなり、あなたの毎日が“あなたらしく”自由に過ごせるようになります。
頭蓋骨を固めている原因は、頭と首の緊張なのは確かですが、
その頭や首周辺をマッサージすれば良いか、というとそうではありません。
通常のマッサージは筋肉を「おす・もむ」という手法なので、
頭蓋骨をゆるめることができません。
ゆるめるどころか、場合によっては、ますます固めてしまいかねません。
適度なマッサージは緊張緩和にとっては良いものではありますが、
クライオセイクラルセラピーとは全く別物です。
頭と首の緊張が慢性化してしまうと、ゆるめたくても、人の意志の力ではどうすることもできません。
もし、リズムの乱れや減弱、左右の非対称が見られる場合には、
各々の頭蓋骨間の繋ぎ目や硬膜の可動性を確認します。
可動性が低下していれば、5gのタッチで頭蓋骨をリリース(解放)します。
リズムが正常に戻れば、調整は終了です。
症状の慢性度や重傷度により調整の頻度や回数が変わってきます。
頭蓋骨をゆるめることで得られるメリット
・頭が軽くなり、思考がクリアになる
・首や肩のコリをはじめ、体の不調和がすっきり改善する
・偏頭痛や腰痛はほとんどなくなる
・目の疲れが解消して、視力もアップする
・歯のかみ合わせが良くなり、アゴがスムーズに動くようになる
・鼻の通りが良くなり、花粉症もなくなる
・呼吸が深まり落ち着くので、ポジティブなマインドになる
・睡眠が深まり、若返る
・内臓の働きが活発になる
・お肌がキレイになって小顔になる
ざっと上げるとこんな感じです。
なぜ、こんな良いことが、たくさん起こってしまうのかというと、
頭蓋骨をゆるめるということは、脳の動作環境を良好な状態に改善させることだからです。
頭蓋骨をゆるめることは、今までに体感したことのない、新しく画期的な脳ストレスの解消法であり、
健康のみならず美容、癒し、さらには能力開発から自己実現まで可能にさせてくれます。
脳は心と行動を作り出す場所なので、頭蓋骨をゆるめると、
五感からの刺激の解釈が変わって、身体反応が今までの習慣のクセから解き放たれます。
クラニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)で頭をゆるめて、
本体の自分が持つ能力や可能性を最大限に引き出しましょう。
参考文献:Tarzan No.757 2019年2月14日号
発行人:西田 善太
編集人:山口 淳
株式会社 マガジンハウス