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むくみの本当の原因と、むくみがない身体を目指すアプローチ

女性にとって、大きな悩みの種である「むくみ」。顔や脚などに現れ、見た目にもかなり影響してしまうので、困っている方も多いのではないでしょうか?夕方、仕事終わりには足がむくんで靴がキツくなる、痛みが出てしまうという声もたくさん聞きます。中には、むくみが日常的になってしまうと、自分ではむくんでいることに気づけないことも。

しかし、むくみを放置してしまうと、セルライトがつきやすいだけでなく、全身にも悪い影響を及ぼします。むくみの本当の原因を理解して、正しいアプローチをすることで、むくみがない身体を目指しましょう!

目次

むくみとは何か?

むくみは、体の組織や皮膚に余分な液体が溜まって起こる状態を指します。通常、細胞間液やリンパ液の循環に問題が生じ、組織や皮膚が腫れる状態を言います。むくみは、特に手足や足首、ふくらはぎ、顔や目の周りなどでよく見られます。

むくみの症状と特徴

むくみ(=浮腫ともいいます)は、皮膚や組織の一部が腫れた状態で、指で押すと凹みが残ることがあります。特に足や足首、手や顔の周辺がよく見られます。むくんだ部位は重たく感じられ、腫れたような不快感があります。また、むくんだ部分の皮膚に張りが感じられることもあります。
手や足のむくみが進行すると、指輪や靴がきつく感じられることがあります。むくみは、日中の活動や重力の影響で変化しやすく、夕方や長時間の立ち仕事後に症状が悪化することが多いです。
加えて、ストレスや生理周期の変化などでむくみが悪化することもあります。

むくみの原因

むくみの原因はさまざまです。主な原因をいくつかご紹介します。

①液体の貯留:体内の液体が正常に循環せず、組織に溜まってしまうことでむくみが発生します。心臓や腎臓の病気、静脈の問題、リンパ管の詰まりなどが原因となることがあります。

②炎症・組織の損傷:怪我や手術、感染症などが原因で、局所的な炎症や組織の損傷が起こると、むくみが生じることがあります。

③ホルモンバランスの変化:女性の場合、月経周期や妊娠、更年期などによってホルモンの変動が起き、むくみを引き起こしてしまうことがあります。

④長時間の座位または立位:長時間同じ姿勢を続けることで、重力の影響によりむくみが発生することがあります。デスクワークなどの方に起こりやすいです。

⑤高塩分の摂取:食事において過剰な塩分を摂ると、体内の水分バランスが乱れ、むくみを引き起こすことがあります。

⑥薬の副作用:一部の薬物(降圧剤、ステロイド、非ステロイド性抗炎症薬など)は、副作用としてむくみが出現することがあります。

⑦運動不足:適度な運動や筋力トレが不足すると、体液の循環を妨げ、むくみを引き起こす可能性があります。

これらが一般的なむくみの主な原因ですが、個人の状態や症状によっては別の要因も関与することがあります。
また、むくみは他の病気の症状として現れる場合もあるので、継続的なむくみがある場合は、医師や専門家に相談することをおすすめします。

むくみのメカニズム

人間の体内では、血液系とリンパ系が液体の循環を担っています。
血液系は、心臓を通じて酸素や栄養を全身に供給し、老廃物や二酸化炭素を取り除く役割を果たします。
リンパ系は、細胞の間に溜まった余分な液体や老廃物を回収し、リンパ節を通じて体外に排出する役割を担っています。

リンパ系は、血管系と密接に関連しており、リンパ液の循環がスムーズでない場合にむくみが発生する可能性が高いです。
リンパ液の流れが滞ると、細胞の間に余分な液体が溜まり、組織の腫れやむくみが生じます。
リンパ管の障害、リンパ節の炎症、リンパ管の圧迫などがむくみの原因として考えられます。
研究によれば、運動不足や長時間の座り仕事などの生活習慣は、液体循環やリンパ系の機能に影響を与え、むくみを引き起こす可能性が示唆されています。

血管の働きとむくみ

血液は血管内を循環しており、血管壁には血液を循環させるための筋肉や弁が存在します。
血管の壁の筋肉が収縮することで、血液を体内の組織に送り出し、体液の循環を促進します。
一方、血管の壁の弁は血液の逆流を防ぐ役割を果たしています。

循環障害は、血液の循環が円滑に行われない状態を指します。循環障害によってむくみが引き起こされることがあります。
循環障害の原因の1つは、血管の拡張や収縮に関与するホルモンや神経のバランスの乱れです。
例えば、血管を拡張させるホルモンの分泌が亢進すると、血管が広がりすぎて血液の循環が滞り、むくみが生じることがあります。
また、静脈やリンパ管の機能の低下も循環障害の原因になります。これによって体液や老廃物が組織に溜まり、むくみを引き起こすことがあります。

姿勢によるむくみへの影響

研究によれば、長時間同じ姿勢を続けることは、静脈血液の循環を妨げる可能性が高いです。特に、座ったままの姿勢や脚を組んだ姿勢は、足や足首のむくみを引き起こします。
正しい姿勢を保つことは、筋肉や関節のバランスを改善し、血液やリンパ液の流れを促進できます。

運動によるむくみの影響

有酸素運動(ウォーキング、水泳、サイクリングなど)は、循環系に良い影響を与え、むくみの改善に効果が期待できます。運動によって筋肉が収縮し、血液やリンパ液の流れが活発化します。
一部の研究では、特定のエクササイズがむくみを軽減する効果を示しています。例えば、足首やふくらはぎの筋肉を強化するためのエクササイズや、下半身の血液循環を促進するエクササイズが有効であるとされています。
運動には個人の能力や状態に合わせた適切な強度と頻度が必要です。運動方法については自己流ではなく、専門家にアドバイスを求めることが重要です。

むくみの予防法

食事について

意外と知られていないですが、水分不足はむくみの原因となることがあります。適切な水分摂取量を確保することはむくみの予防に重要です。
一般的な目安としては、1日に約1.5〜2リットルの水を摂取することが推奨されていますが、個人の身体の状態や日々の活動量によって必要な量は異なります。
飲み物は水をメインに摂取することが望ましいです。特に冷えた水は避け、常温かお白湯がおすすめです。カフェインやアルコールなどは利尿作用があり、水分の排出を促すため、過剰な摂取には注意が必要です。

また、高塩分の食事を続けると体内の水分量を増やしてしまい、むくみを引き起こすことがあります。塩分摂取の管理も重要です。
世界保健機関(WHO)は、1日の塩分摂取量を5g未満とすることを推奨しています。
厚生労働省によると、1日の塩分摂取量は男性7.5g未満、女性6.5g未満としています。
塩分の多い加工食品やレストランでの外食を控え、食事を自炊することで塩分摂取を管理することができます。
食事の風味を引き立てるために、ハーブやスパイスを使用することもおすすめです。

研究によると、適切な水分摂取と塩分摂取の管理はむくみの改善に効果があることが示されています。
一部の研究では、水分摂取の増加がむくみを緩和することが報告されています。ただし、個人の状態に応じて適切な水分摂取量を調整する必要があります。
塩分摂取については、個人差があります。一部の人は塩分に敏感で、少量の摂取でもむくみが引き起こされる可能性があります。

運動について

運動は筋肉の収縮を引き起こし、血液循環を促進することでむくみの改善につながると言われています。
ウォーキングや自転車などの有酸素運動は心臓と血管の健康をサポートし、むくみの予防に役立ちます。
ある研究では、適度な有酸素運動によって下肢のむくみが軽減されることが示されています。
筋力トレーニングは筋肉の収縮を引き起こし、血液やリンパ液の循環を促進します。これにより、余分な液体や老廃物の排出がスムーズになり、むくみを予防できます。
特に下半身の筋力トレーニングは下肢のむくみの軽減に効果的です。
下半身の筋肉の中でも、ポンプの役割をするのが、ふくらはぎの筋肉です。また、ふくらはぎの筋肉のほとんどは、足の裏につながっているため、足の裏の筋肉運動も大切です。むくみ予防のポイントは、いかにふくらはぎから足裏を上手に使えるかが重要になってきます。

むくみの予防には週に数回、持続的な有酸素運動や筋力トレーニングを行うことが推奨されます。
運動の強度は身体の状態に合わせて調整する必要があります。過度な負荷をかけるとむくみの症状が悪化する可能性もあるため、適度な強度で行うことが重要です。ある研究では、運動によるむくみの軽減効果が明らかにされています。研究では、中年の女性を対象に、週に3回、30分間のウォーキングを行ったグループとウォーキングを行わなかったグループを比較しました。結果として、ウォーキングを行ったグループでは下肢のむくみが有意に軽減されたことが報告されています。

ストレスとむくみの関係

ストレスは身体の血管を収縮させ、血液やリンパ液の流れを妨げることがあります。これにより、むくみの発生や悪化が引き起こされる可能性があります。
ある研究では、ストレスがむくみの発生に関与することが示唆されています。ストレスレベルが高い人ほど、むくみの症状が出やすい傾向があります。
身体の緊張をほぐし、心身のストレスを軽減することで、血流やリンパの流れが改善され、むくみの予防につながると考えられています。
適度な運動(ヨガ、呼吸法など)をしたり、趣味や興味のある活動に時間を割くことで、ストレスを軽減し、
睡眠の質を向上させることで、自律神経が整い、むくみの予防にもつながります。

まとめ

・むくみは、体の組織や皮膚に余分な液体が溜まって起こる状態
・むくみの原因は様々で、むくみは他の病気の症状として現れる場合もある。
・意外と知られていないが、水分不足はむくみの原因となることがある。
・適切な水分摂取量を確保することはむくみの予防に重要。
・心身のストレスを軽減することで、血流やリンパの流れが改善され、
 むくみの予防につながる。

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参考文献:「3つの体液」を流せば健康になる!血液・リンパ液・脳脊髄液のしくみと流し方
著者:片平悦子
発行所:株式会社自由国民社

サロンでのむくみへのアプローチ

当サロンでは、むくみに特化したメニューをご用意しています。

よくある一般的な整体では、筋肉・骨格に“のみ“アプローチされることが多いので、
むくみの根本的な原因に対するアプローチまで行っているところはほとんどないのが現状です。

当サロンでは、体質改善・予防医学という考え方をもとに
身体の外側からだけでなく、内側からもアプローチし、体質を変えて
その場しのぎではない一生物の身体を手に入れられることが特徴です。

まずは、今のあなたの症状やお薬の状況、生活習慣、ストレスの要因などを
丁寧にカウンセリングさせていただきます。

そして、まずはハンドでのアプローチによって
筋肉・骨格の調整を行います。

筋肉・骨格の状態が悪くなってしまうと、
姿勢の歪み、全身の血流低下、ホルモンバランスの乱れ、内臓の機能低下につながるので、
まずは背骨・骨盤・股関節という人間の身体の土台をしっかりと整えます。

内臓に不調があると、内臓の位置が下がり、機能が低下し、
自律神経にも悪影響が及びます。
自律神経が乱れると、ホルモンによる身体の調整も乱れてしまい
むくみが出やすくなってしまうので、体質に合わせた内臓へのアプローチも行います。

特にむくみの症状が強い方へは、内臓に加えて、横隔膜や呼吸にもアプローチすることで、
全身の血液、リンパ液の循環改善も図ります。


さらに、脳と脊髄の周りを満たすことで保護をし、循環することで老廃物を排出する役割を持つ
脳脊髄液へのアプローチも同時に行います。

脳脊髄液の正常な流れを維持し、脳のリズムを整え、脳が深呼吸できる状態を保つために
頭蓋骨や仙骨のズレや動きを調整する施術(クラニオセイクラルセラピー)を行うことで、
自律神経とメンタルを整えます。


頭蓋骨と仙骨のズレや動きを調整して、脳脊髄液の流れを改善することで、
血液やリンパ液の循環に良い影響があります。

あなたのお身体の状態に合わせながら、アプローチを行い
食事や生活習慣のアドバイスを含めたトータルアプローチをさせていただきますのでご安心ください。

むくみ撃退!マシンメニュー

さらには、当サロンの最大の特徴であるマシンを使用したハイブリットメニューがございます。
整体による施術を受けながら、
日本最大手の医療機器を手掛けるメーカーと医学博士が共同開発した
当サロン独自の最新美容マシンであるホット高周波美容器、加圧美脚美容器を使用し
体温、代謝、体液循環、腸内環境へもアプローチすることで、
むくみが起こりにくい身体を目指すことができます。

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ぜひ一度ご体験ください!

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