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子宮内膜症の真相と整体でのアプローチ

「子宮内膜症」―この疾患で悩まれている女性も多いかもしれません。

子宮内膜症の特徴は激しい生理痛。毎月生理が訪れる女性にとって、生理痛がひどいことは、とても深刻な問題で、生活の質や妊娠の可能性にも大きな影響を与えます。

子宮内膜症の原因はまだよく分かっていません。しかし、子宮や卵巣だけでなく身体全体を見てアプローチをすれば、子宮内膜症を根本的に解決できる可能性を秘めています。

今回の記事では、子宮内膜症の原因や症状、そして当サロンではどのようにアプローチするのかをお伝えします。

あなたも今、辛い症状に悩まされているかもしれませんが、希望捨てず、体質をじっくり変えていくことで子宮内膜症の症状に悩まないあなたを目指しましょう!

目次

子宮内膜症とは

そもそも子宮内膜とは、子宮の内側を覆い、受精卵を着床させて、赤ちゃんのベッドの役割を果たすもの。
その子宮内膜の組織が、毎月、子宮の内側以外の場所で増えて出血し、炎症を起こすことで強い痛みを生じているのが子宮内膜症です。一般的には、その多くは骨盤内の腹膜や卵巣に見られますが、まれに肺や腸などにできることもあります。月経周期と同様に、生理前後に激しい痛みを伴うことがあります。子宮内膜症は、不妊症の原因となることもあり、早期発見・早期治療が重要です。

子宮内膜症の症状

子宮内膜症は、女性の生殖器官の中で最も一般的な疾患の1つであり、月経痛や生理不順、不妊症の原因となります。

子宮内膜症の主な症状には、生理痛があります。この生理痛は、通常の生理痛よりも強く、長期間続くことがあります。
また、排卵痛や性交痛などもあります。その他の症状には、月経不順、不正出血、腹痛、下腹部の腫れ、腰痛などがあります。

子宮内膜症の症状を訴える方は年々増えていて、生理のある女性の約 10% に見られると言われています。また、20〜30代女性の 10%、生理痛を訴える女性の25%、不妊女性の50%に見られるという報告もあり、子宮内膜症は若年化が進んでいるという印象です。

生理周期に合わせてエストロゲンの影響を受け、子宮の内側以外の場所で子宮内膜組織の増殖や出血炎症が繰り返されます。
そのため、生理痛がひどくなり、生理のたびに炎症を繰り返し、臓器が癒着して、症状が悪化してしまいます。

子宮内膜症の原因

子宮内膜症の原因はまだよく分かっていません。
生理の度に子宮内膜が流れ出す際、一部が逆流して腹腔内に入り込むことが原因のひとつとされています。
また、免疫力の低下や遺伝的な要因も関係していると考えられています。
その他の原因として、初潮を迎える年齢の低下、骨盤底筋群の筋力低下、骨盤の歪み、骨盤を動かす動作が少なくなったこと
なども挙げられます。

子宮内膜症はエストロゲンの影響を受ける病気のため、生理の回数が多ければ多いほど悪化してしまいます。
月経痛や生理不順、不妊症などの症状を引き起こし、女性の生活に大きな影響を与えます。
そのため、早期発見・早期治療が重要となります。

子宮内膜症の診断について

子宮内膜症の診断には、まずは症状や病歴の確認が行われます。
子宮内膜症の特徴は、激しい生理痛です。
ツラい生理痛と過多月経(経血の量が異常に多い状態)この2つの症状があれば、基本的には子宮内膜症を疑います。

「生理痛があるのは当たり前」と思っている方も多いのですが、生理痛はないのが当たり前です。
痛みがあるということは、子宮にも体にも負担をかけているということ。

少し休んだり、体を温めたりすることで良くなる生理痛については、それほど心配する必要はありません。
しかし、1日中寝込んだり、吐いてしまったり、市販の痛み止めが効かなかったり、痛みで眠れないほどひどい場合は、
子宮内膜症の可能性が高いです。


その後、超音波検査やMRI、CTスキャンなどの画像診断が行われます。また、子宮内膜を採取して病理検査を行うことで、診断を確定することができます。

ただし、検査では子宮内膜症の可能性が高くても、生理痛がない場合もあるので、痛み以外の症状にも注意してください。

特に、子宮内膜症の症状が強い場合や、不妊症の原因として疑われる場合には、早期の診断が重要です。
そのため、症状がある場合には、早めに婦人科を受診することをおすすめします。

子宮内膜症の治療法

子宮内膜症は次のような順番で治療をすることが一般的です。

①鎮痛剤
②低用量ピル、黄体ホルモン製剤
③GnRh療法(偽閉経療法)
④手術


子宮内膜症の主な症状は強い生理痛なので、まずは鎮痛剤を使用します。
鎮痛剤が効かない場合は、低用量ピルや黄体ホルモン製剤を使用します。

ホルモン剤を用いることで、症状の軽減や再発の抑制が期待できます。

また、手術による治療もあります。子宮内膜を切除する手術や、子宮全摘出などが行われます。

ただし、どの治療法にも副作用やリスクが存在します。そのため、医師と相談しながら、個人に合った治療法を選択し、定期的な検査を受けることが大切です。

また、生活習慣の改善や食事の見直し、適度な運動やセルフケアなども重要な対策となります。

子宮内膜症と妊娠の関係

子宮内膜症は、女性の生殖器官の一部である子宮内膜が、子宮の外側の場所で成長してしまう病気です。
子宮内膜症がある場合、妊娠することが難しくなる可能性があります。しかし、絶対に妊娠できないわけではありません。

子宮と卵巣、卵管が癒着していても、卵子と精子が出会えれば、妊娠する可能性はあります。

私たちの体は、どこかの機能が低下したり、機能しなくなったりすると、
他の組織が補うように働きます。卵巣が一つしか無いのならば、一つの卵巣でやりくりしてくれるようになるのです。

ただ、分泌されるホルモンの量が足りない、排卵するためのエネルギーが足りないとなれば、薬で補う治療が必要になることもあります。

また、子宮内膜症があっても妊娠した場合、妊娠中に痛みや出血が起こることがあります。
妊娠中に子宮内膜症の症状が出た場合は、早めに医師に相談することが大切です。

最近の研究では、子宮内膜症の患者さんでも妊娠して、健康な赤ちゃんを出産できる可能性が高いことがわかってきています。
しかし、子宮内膜症の治療や妊娠に関しては、必ず専門医に相談し、正確な情報を得ることが大切です。

子宮内膜症の予防方法

子宮内膜症は、女性の生殖器官に影響を及ぼす病気であり、痛みや不妊の原因となることがあります。
次に、子宮内膜症を予防するための方法をいくつか紹介します。

まず、バランスの取れた食生活を心がけることが大切です。特に、食物繊維が豊富な野菜や果物、オメガ-3脂肪酸を含む魚などを積極的に摂取しましょう。また、脂肪分が多く加工食品などに多く含まれるトランス脂肪酸を避けるように心がけましょう。

腸内環境を整えて、便秘を解消することで、大腸の硬さが改善され、骨盤の歪みの予防につながります。
また腸が整えば、血液の質が良くなり、免疫力の向上、ホルモンバランスの正常化、冷えの改善につながります。

腸が冷えていると、腸に囲まれている子宮も冷えてしまいます。
子宮が冷えると血流が悪くなり、子宮の筋肉も硬く、冷たくなるので、生理の際に子宮内膜がスムーズにはがれず、
深い傷を作る原因になります。

子宮内膜の組織が傷つけば、出血も多くなり、過多月経につながってしまうので、
子宮と子宮を取り囲む腸を冷やさないことはとても重要です。

次に、定期的な運動も必要です。適度な運動は、血行を促進し、代謝を改善し、ストレスを軽減することができます。
子宮内膜症は、ストレスが原因となることがあるため、運動は予防につながるとされています。

また、生理周期を正確に把握し、適切な生理用品を使用することも大切です。
生理中には、不衛生な状態が続くため、感染症などを引き起こす可能性があります。
生理用品は、清潔で使いやすいものを選ぶようにしましょう。

最後に、定期的な健康診断を受けることも予防につながります。
子宮内膜症は、自覚症状がない場合もあるため、健康診断で早期発見することが大切です。

まとめ

・子宮内膜とは、子宮の内側を覆い、受精卵を着床させて、赤ちゃんのベッドの役割を果たすもの。
・子宮内膜症の主な症状には、生理痛、排卵痛や性交痛、その他にも月経不順、不正出血、腹痛などがある。
・子宮内膜症の原因はまだよく分かっていない。
・子宮内膜症がある場合、妊娠することが難しくなる可能性がある。
・子宮内膜症は、自覚症状がない場合もあるため、健康診断で早期発見することが大切。


          ******


参考文献:子宮内膜症は自分で治せる
著者:駒形依子(こまがた医院院長・産婦人科医)
発行所:株式会社マキノ出版

当サロンでの子宮内膜症へのアプローチ

『整体で子宮内膜症が良くなるの?』と思われるかもしれません。

よくある一般的な整体では、筋肉・骨格に“のみ“アプローチされることが多いので、
子宮内膜症の症状に対するアプローチまで行っているところはほとんどないのが現状です。

当サロンでは、体質改善・予防医学という考え方をもとに
身体の外側からだけでなく、内側からもアプローチし、体質を変えて
その場しのぎではない一生物の身体を手に入れられることが特徴です。

まずは、今のあなたの症状やお薬の状況、生活習慣、ストレスの要因などを
丁寧にカウンセリングさせていただきます。

そして、まずはハンドでのアプローチによって
筋肉・骨格の調整を行います。

筋肉・骨格の状態が悪くなってしまうと、
姿勢の歪み、全身の血流低下、ホルモンバランスの乱れ、内臓の機能低下につながるので、
まずは背骨・骨盤・股関節という人間の身体の土台をしっかりと整えます。

内臓に不調があると、内臓の位置が下がり、機能が低下し、
“自律神経”にも悪影響が及びます。
ホルモンによる身体の調整も乱れてしまうので、体質に合わせた内臓へのアプローチも行います。

特に子宮内膜症の方へは、子宮、卵巣や腸にもアプローチすることで、
女性のライフスタイルに影響を与えている生理痛や生理不順の改善も図ります。


さらに、脳と脊髄の周りを満たすことで保護をし、循環することで老廃物を排出する役割を持つ
脳脊髄液へのアプローチも同時に行います。

脳脊髄液の正常な流れを維持し、脳のリズムを整え、脳が深呼吸できる状態を保つために
頭蓋骨や仙骨のズレや動きを調整する施術(クラニオセイクラルセラピー)を行うことで、
自律神経とメンタルを整えます。


頭蓋骨と仙骨への施術を受けてくださった方からは、
「ぐっすり眠れました!」「朝、すっきり起きられました!」
というお声をたくさんいただいております。


さらには、整体を受けながら
医学博士と日本最大手の医療機器を手掛けるメーカーが共同開発した
当院独自の最新美容マシンであるホット高周波美容器、加圧美脚美容器を使用し
体温、代謝、体液循環、腸内環境へもアプローチすることで、
子宮や卵巣、腸などの内臓を温め、ほぐすことで
子宮内膜症が起こりにくい身体を目指すことができます。


あなたのお身体の状態に合わせながら、アプローチを行い
食事や生活習慣のアドバイスを含めたトータルアプローチをさせていただきますので
ご安心ください。

整体サロン ウッドベルについて

つくば市にある【整体サロン ウッドベル】は、女性の身体のお悩み解決に特化した日本庭園の中にたたずむ隠れ家的プライベートサロンです。
自然あふれる非日常の空間で、癒やされながら心と身体をリフレッシュしていただけます。

当サロンでは、その場しのぎの一度きりの変化だけではなく、長期的にお悩みが出にくい一生物の身体へとあなたを導きます。
一人ひとりに合ったサービスで、妊活、冷え性、生理痛、更年期などの女性特有のお悩みを、
身体の外側と内側からも同時にアプローチ。

筋肉・骨格だけではなく、内臓や自律神経を含めた全身を調整し、温活・腸活・体質改善の考え方を取り入れた
オーダーメイドの施術を提供することで、健康的で美しく、あなたらしい生活を送るサポートをいたします。


完全予約制のため、ご予約はご予約フォームからお願いします!

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